戦略的撤退だと思われたい

若者+京都+田舎+移住+古民家+シェアハウス-気合い=0

こたえは内側にしかない

おととい「住居+お店」みたいな使い方をしている人たちが入っている高円寺アパートメントというところに寄りました。

お店として品物を置いている大きな机を夜にはリビング机にして、みたいな暮らしをしているとお店の方がおっしゃってました。とても面白い試みだなあと思います。ライフスタイルの実験って生活そのものを使っちゃうのでなかなか重いことですが、だからこそ思い切った実験をしている人を見ると魅力を感じますね。

そのお店で「モウタクサンダ・マガジン」という雑誌を購入しました。最初気づかなかったのですが、「もうたくさんだ」という言葉をカタカナにしているんですね。ぼくが買ったのは0号でしたが、もう一冊ありました。特集しているテーマは「生活を旅する」ということで。暮らしかただったり旅のしかただったり、メディアなどで主にちやほやされてありがたがられているようなものではなくて、生活のなかにもっと面白いものがあるんじゃないかみたいな切り口ですね。

具体的には、11時に起きてみるとか路上で飯を食べてみるとかそういう「そう遠くないところに転がっているちょっとした非日常」を切り取って紹介してあります。

ただ、別にそこで紹介されているような時間の使い方がおしゃれだとか優れているんだみたいなことを主張する雑誌ではなく、「自分で見直してみないか?」という主張なんだと思います。とても共感できます。結局豊かな暮らしだったりってのは、周りがもてはやしているからとかではなくて、自分の内側にしかないんだと思います。

でもおそらくこういうことを野暮ったく分析されることを望んでいる雑誌でもない気はしますが(笑)。ウェブ情報はあまり更新されていないようでしたが、動向を追っていきたいと思いました。