戦略的撤退だと思われたい

若者+京都+田舎+移住+古民家+シェアハウス-気合い=0

xf56mm(フルサイズ85mm)が切り取るもの

先日購入したレンズ、xf56mmでちょこちょこ撮影をしています。理屈や知識としてはうっすらわかってはいましたが、実際にいろんなものにカメラを向けてファインダーを覗くと想像とは少し違う景色が切り取られていることに気づきます。

 

元々は「おそらく人とかを目立たせるんだろうなあ」「風景とかも主題がうかびあがるんだろう」という印象。では、実際どうだったか、いくつか練習した写真を見ながら感想を。できなかったことや不十分だったところを言いますが、レンズだけのせいではもちろんないので、このレンズでもそういったことをうまく撮れるように工夫する力をつけたいですね。

 

①状況設定を説明するには、情報量が絞られている?

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国道沿いの木々が美しい広場でやってた市場と出店の写真。国道というのはわからないのは当然としても、この写真に写っているのは「出店?っぽいところ?」のみ。ここが広場で、美しい木々があって、というところまでは説明できませんでした。

 

②ちょっと●●もチラ見せしたい!に工夫が必要なときがある

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きれいな畑?だったので撮影。チラっと空も写したいと思ったものの、うしろにはそれ以上ひけず、結局空は入ってませんね。撮影位置が不自由な場所だと、なかなかプラスワン要素が難しかったです。

 

①「名詞ひとつ」の紹介はばっちり

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これはさすがに頭上の木なので、空が入っていますが、基本は「いちょう」ですね。シチュエーションやプラスワンはなかなか入れづらいものの、ひとつのものにフォーカスした写真は綺麗にとれる画角だと思いました。

 

まとめ

腕の問題が大きいですが、あまりにもひとつのものだけを切り取った場合、「綺麗だけど、だからなんなん?」という印象にも陥ります。まわりの要素も含めたストーリーとシチュエーションが欠かせない被写体に関しては、工夫たっぷりで撮影していく必要がありそうです。