戦略的撤退だと思われたい

若者+京都+田舎+移住+古民家+シェアハウス-気合い=0

ペーパードライバーの愛とかなしみ

都会から地方へ移住してくるときあるある。それは、運転が出来なくてろくに移動できないという問題です。これまでは電車さえあればどこでもいける生活が長かったため、車を運転する必要がない暮らしでした。仕事もプライベートも電車。多少の距離なら自転車でもいけちゃう。

しかし、地方に移住しちゃったので、車が当たり前の暮らしの中に放り込まれました。まわりは車がスタンダードなので、ちょっとした移動でも車。打ち合わせや顔合わせでも、車で30分かかりところで実施なんて当然、みたいな空気です。

都会にいたぼくからすると、わざわざそんな車だして遠出までして集まる場所か?と思ったりするわけなんですが、みんな車を出すことへのハードルが低い低い。車乗ってコンビニとかスーパーもいっちゃう。

 

という環境下にいるので、少しは運転せざるを得ない。少しずつ運転の練習をはじめたぼくが、ペーパードライバーが覚えておくべきことをメモしたいと思います。

 

発進するまでにやらないといけないこと

運転しだすまえに順を追って車を起動しなきゃいけないらしいですわ(遠い記憶)。

深呼吸→車をあける→座る→座席をちょうどいいところまで前後に動かす→ルームミラーなおす(ちょうど後ろの窓全体が映るくらいで)→サイドミラーなおす(後輪付近が映るくらいで)→ブレーキふんどく→エンジンいれる→サイドブレーキふむ→ドライブにいれる

という感じですね。普通のことなんでしょうけど、ぼくはここすら忘れてました。もしかしたら最後の工程のふたつは逆かもしれません(白目)。

 

なぜかペーパードライバーが忘れてしまいがちな運転ルール

・とにかく直進が優先

合流してくる車、交差点で右左折する車などありますが、自分が直進している限り慣れない間は速度を落としたりして道をゆずる必要はありません。というか「道をゆずらなくては?」と考える必要はありません。慣れない間は、自分が直進でいる限りは基本的に自分を優先しましょう。優先順位は、直進>左折>右折なので、右折のときはとくに最後に入る感じですね。

・右折のルール

信号で右折するときは、「前方が青」のときに右折レーンの交差点を半分くらい進入します。そんで、「反対車線の直進車がいないこと」と「自車が交わる歩道に誰もいないこと」を確認して曲がり切ります。後者は右左折どちらでも大事な交差点でのルールですね。

・踏切ではとまる。トンネルではライトをつける

 

発進してからのあんまり教えてくれないざっくりとしたコツ

感覚的なことなのであんまり教えてもらえないのかもしれませんが、ぼくが教えてもらった運転のコツです。

 

・車両の左右の感覚をつかむ(変に端に寄らない)コツ

自分の右側の線(中央線だったり、白線だったり)が、フロント窓の角に流れていくような位置で運転することが重要なようです(身長などによって違いがあるようなので、運転してみて車線のどまんなかにいるときに、どのあたりを線が流れていくか要チェック)。

・アクセルとかブレーキをふむコツ

一気に踏み込まないことが重要らしいです。アクセルはそんなに踏まなくても、徐々に加速していくので、慣れないうちは少し踏んであとはその踏み込みで固定するなど。ブレーキも同様であまり一気に踏みすぎない。停止線や信号などがないところで若干速度を落としたいぐらいのときは「アクセルから足を外す」という行為で十分なときがあります。速度を落としたいからなんでもブレーキというのはかえって危険らしい。

・カーブを曲がりたいときのコツ

上と関連しますが、カーブってこわいので曲がるときにブレーキふんじゃうと思うんですが、これもだめらしい。イメージとしては、カーブの曲がり出しくらいで、「点を打つ」ようなイメージで、速度を落とし、その後アクセルを踏み直すことがいいらしいです。「点を打つ」のはゆるいカーブなら「アクセルから足を外す」で十分、急カーブだと「ブレーキをふむ」のが必要。点を打ったあとなんでアクセル踏むのか、というところですが、アクセルを踏むことで、曲がる力をフォローしてくれるかららしいです。曲がり切るためにも速度をおとしてゆっくり行きたくなるところですが、アクセル踏まないとかえって流れてしまって曲がりきれなくなるようですね。

・駐車のコツ

左右どっちにハンドルをきるとバックで行きたい方向にいけるのかわからなくなりがちですが、自転車で少し下がりたいときのことを考えると意外とどっちに動くのか感覚的にわかります。

 

目指せ運転マスター。道のりはまだまだ遠い。