勝手にただの冊子品評会
仕事柄、冊子が好きです。商品のパンフレットもそうだし、ブランドムックみたいなのも大好き。そんなものまで冊子にまとめるかみたいなものも良いなあと思うし、それはまとめといて欲しいよなみたいなものも好きです。
このあいだ東京にいったこともあって、色々と冊子ものを集めてきたわけなんですが、今回はその中でも「ただのもの」に限って良いなあと思ったものを紹介していきます。
特に気に入ったものだけ紹介しますが、勝手に賞をつけていきますね。
勢いよくて派手なのに綺麗で賞
国立民族学博物館の、展示の冊子(四つ折り)ものです。印象的な仮面にごつい書体、斜めに入ったポップなオレンジベタとずいぶん派手なんですが意外と綺麗にまとまってます。
どうせ表紙だけなんでしょと思いきや、中身も綺麗にまとめつつ、動きのある紙面にしていてとてもみやすい。デザインと合ったキャッチーな見出しで引きつけて、きっちりみんぱくの魅力を語ってくれている印象がありますね。
ブランドの表情がよくわかる王道な賞
むりやり賞にするときは「で賞」とするのが定番ですが、「な賞」になってしまって少しもじもじします。
兵庫県で作られているマッチっぽいお香のストーリーブック。どういうブランドなのかをきっちり冊子のデザインから一本貫かれたトーンで語ってくれています。
写真が綺麗なので許される全面写真と角版の組み写真。きっちり綺麗ですね。あとさりげないブツ撮りの技も盗みたいところです。
まさかそこがオシャレとは賞
意外とお気に入りの一冊。Zoffのレンズガイドがあって、それがおしゃれだなんて想像できましたか?レンズごとの特徴をうまくイラスト化しつつ、楽しく読める冊子に仕上がっています。
レンズを缶に入れてイラストにするというアイデアは絶妙ですね。本当にそれが一番よい手段なのかどうか含めて、僕には(ぱっと見)わかりませんが、おそらくレンズというものは紹介しづらいもので、それをみんなにわかりやすく読んで欲しいという思いが込められていそうな気がして気に入ってます。
今回はここまで。本当はもっとたくさんあるんですが、また機会があればご紹介したいと思います。左びらきで横書きの冊子が中心となりました。完全なる趣味ですが、勉強になることがたくさんありました。